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医師が教える薄毛やAGAの治療・対策メディア

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【医師が教える】必須ミネラルと髪の毛の関係性

サプリ・栄養

薄毛や抜け毛を予防するために必要な栄養素はいくつもあります。「ミネラル」もその大切な栄養素のひとつ。ミネラルの中でも体の機能を正常に保つうえで欠かせないのが「必須ミネラル」です。

必須ミネラルは人間の健康維持に必要な元素のことで、日本では厚生労働省によって13種類のミネラルに摂取量基準が定められています。今回のAGAタイムスでは、ミネラルについて詳しく紹介していきます。

ミネラルの種類

ミネラル(無機質)とは、人体の組織や器官の構成成分として体内に存在する約60種類の元素のうち、96%を占める「酸素」「炭素」「水素」「窒素」以外の元素のことをいいます。

必須ミネラルは「多量ミネラル」「微量ミネラル」に分類されており、さまざまな生体組織の構成成分として働いています。

多量ミネラル 微量ミネラル
ナトリウム(Na)
カリウム(K)
カルシウム(Ca)
マグネシウム(Mg)
リン(P)
鉄(Fe)
亜鉛(Fn)
銅(Cu)
マンガン(Mn)
ヨウ素(I)
セレン(Se)
クロム(Cr)
モリブデン(Mo)

1日の必要摂取量が100mgを超えるものは多量ミネラル、100mg以下のものは微量ミネラルに分類されています。(2019年12月現在)

多量ミネラルの種類と主な働き

1. ナトリウム(Na)
ナトリウムはアルカリ金属元素の一つで、胆汁、膵液、腸液などの細胞外液量を維持したり、胆汁、膵液、腸液などの材料となるものです。またナトリウムは体内に摂取されると大部分は小腸で吸収され、皮膚、便、尿を通して排泄されていきますが、便からの排泄量は少なく90%以上は腎からの尿中排泄です。
ナトリウムは摂取量が増加すれば尿中排泄量も増加し、摂取量が減少すれば尿中排泄量も減少します。そのため24時間蓄尿をし、尿中ナトリウム量を計測することでナトリウム摂取量を推定することができます。通常の食事をとっていれば不足することはないと考えられているミネラルです。
2. カリウム(K)
カリウムは体液の浸透圧を決定する重要な因子です。酸、塩基平衡を維持する働きを持つほか、神経や筋肉の興奮伝達にも関与しています。野菜や果物に多く含まれるカリウムですが、加工や精製度が進むにつれて含量が減少します。
健康な人においては、下痢や多量の発汗、利尿剤の服用などがない限りカリウムを欠乏することはないとされています。
3. カルシウム(Ca)
体重の1〜2%を占めているカルシウムは、そのうちの約9割以上が骨と歯に存在し、残りは血液や組織液、細胞に含まれています。カルシウムは濃度が低下すると副甲状腺ホルモンの分泌が増加し、主に骨からカルシウムが溶け出すことで濃度を元に戻しています。そのため副甲状腺ホルモン分泌量の高い状態が続くと骨からのカルシウム溶出が大きくなり、骨粗鬆症を引き起こす恐れがあります。
またカルシウムが欠乏すると骨粗鬆症だけでなく高血圧や動脈硬化を発症するリスクが高まります。カルシウムの過剰摂取によっては、高カルシウム血症、高カルシウム尿症、軟組織の石灰化、泌尿器系結石、前立腺がん、鉄や亜鉛の吸収障害、便秘などが生じる可能性があります。
4. マグネシウム(Mg)
マグネシウムは骨や歯の形成、体内の酵素反応やエネルギー産生に寄与しています。体内に存在するマグネシウムの50%〜60%は骨に存在します。
マグネシウムが欠乏すると低マグネシウム血症となり、吐き気や嘔吐、眠気、脱力感、筋肉の痙攣、ふるえ、食欲不振などの症状を引き起こす恐れがあります。
5. リン(P)

リンは通常、成人の体内に最大850g存在し、そのうち骨組織に約85%、軟組織や細胞膜に約14%、細胞外液に残りの1%が存在しています。

リンはハイドロキシアパタイトとしてカルシウムとともに骨格を形成するだけではなく、ATPの生成、その他の核酸や細胞膜リンパ脂質の合成、細胞内リン酸化を必要とするエネルギー代謝などに必須のミネラルです。

微量ミネラルの種類と主な働き

1. 鉄(Fe)
鉄はヘモグロビンや様々な酵素を構成し、欠乏すると貧血や運動機能、認知機能などの低下を招くとされています。月経血による損失や妊娠による需要増大が必要量に影響を及ぼしやすいミネラルで、鉄欠乏症を招くと貧血、無力感、食欲不振などが起こりやすくなります。
またタンパク質、アミノ酸、ビタミンCは鉄吸収を促進し、フィチン酸、タンニン、シュウ酸などは鉄吸収を抑制するといわれていることから、鉄の吸収率は同時に摂取する食べ物の成分によって大きく変化すると考えられています。
2. 亜鉛(Fn)
亜鉛は成人の体内に約2,000mg存在しており、主に骨格筋や皮膚、肝臓、脳、腎臓などに分布しています。亜鉛の生理機能は触媒作用、構造の維持作用、調節作用に大別されており、これらはタンパク質との結合によって発揮されます。
亜鉛が欠乏すると皮膚炎や味覚障害、慢性下痢、低アルブミン血症、汎血球減少、免疫機能障害、神経感覚障害、認知機能障害、成長遅延、性腺発育障害などが起こりやすくなります。
3. 銅(Cu)
銅は成人の場合、体内に約80mg存在し、そのうちの約50%は筋肉や骨、約10%は肝臓中に分布しています。エネルギー生成や鉄代謝、細胞外マトリクスの成熟、神経伝達物質の産生、活性酸素除去などに関与しているミネラルです。
銅が欠乏すると貧血、白血球減少、好中球減少、骨異常、成長障害、心血管系や神経系の異常、毛髪の色素脱失、筋緊張程低下、易感染症、コレステロールや糖代謝の異常などが起こりやすくなります。
4. マンガン(Mn)
マンガンは成人であれば12〜20mgほど体内に存在し、生体内の組織や臓器にほぼ一様に分布しています。
マンガンは主に酵素の構成や活性化を行っており、骨代謝や糖脂質代謝、運動機能、皮膚代謝などに関与しています。マンガンの欠乏症に関しては未だ研究が不十分であるとされていますが、通常の食生活では起こらないと考えられています。
5. ヨウ素(I)
ヨウ素の約70〜80%は甲状腺に存在し甲状腺ホルモンを構成しています。甲状腺ホルモンは生殖、成長、発達などの生理的プロセスを制御しエネルギー代謝を亢進したり、胎児の脳、末梢組織、骨格などの発達と成長を促します。
ヨウ素は最終的に90%以上が尿中に排泄されるため、尿中ヨウ素排泄量は直近のヨウ素摂取量の指標となります。
6. セレン(Se)
セレンは魚介類に多く含まれているミネラルです。植物性食品と畜産物に含まれるセレンは、それぞれ土壌と飼料に含まれるセレンの量に伴なって変動するとされています。
セレンは抗酸化システムや甲状腺ホルモン代謝において重要なミネラルで、欠乏症は心筋障害を起こすとされる克山病(ケシャン病)やカシン・ベック病に関与すると考えられています。
7. クロム(Cr)
クロムは岩石、動物、植物、土壌、火山灰などにも含まれる自然に存在する元素です。形態によって「三価クロム」「金属クロム」「六価クロム」に分類されます。
通常の食事から摂取されるクロムは三価クロムだとされており、クロムが欠乏するとインスリン作用が低下し耐糖能低下が生じると考えられています。現在は微量ミネラルの一種とされているクロムですが、近年の研究では「クロムは必須栄養素ではない」という見解の論文などが発表されており、未だ疑義を抱く専門家が多いとされています。
8. モリブデン(Mo)
モリブデンはキサンチンオキシダーゼ、アルデヒドオキシダーゼ、亜硫酸オキシダーゼの補酵素として機能しているミネラルです。
特に亜硫酸オキシダーゼの生理的意義が大きく、先天的にモリブデン補欠因子、又は亜硫酸オキシダーゼを欠損する症例では、亜硫酸の蓄積によって脳の萎縮と機能障害、痙攣、精神遅滞、水晶体異常などが生じ、多くは新生児期に死に至るとされています。

ミネラルの食事摂取基準

日本では国民の健康の保持および増進を図るために摂取するべき栄養素の量が厚生労働省が定める「食事摂取基準」によって示されています。

◯多量ミネラル
ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン
◯微量ミネラル
鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデン

ナトリウムの食事摂取基準

性 別 男 性 女 性
年齢等 推定平均
必要量
目安量 目標量 推定平均
必要量
目安量 目標量
0~5(月) 100(0.3) 100(0.3)
6~11(月) 600(1.5) 600(1.5)
1~2(歳) (3.0 未満) (3.5 未満)
3~5(歳) (4.0 未満) (4.5 未満)
6~7(歳) (5.0 未満) (5.5 未満)
8~9(歳) (5.5 未満) (6.0 未満)
10~11(歳) (6.5 未満) (7.0 未満)
12~14(歳) (8.0 未満) (7.0 未満)
15~17(歳) (8.0 未満) (7.0 未満)
18~29(歳) 600(1.5) (8.0 未満) 600(1.5) (7.0 未満)
30~49(歳) 600(1.5) (8.0 未満) 600(1.5) (7.0 未満)
50~69(歳) 600(1.5) (8.0 未満) 600(1.5) (7.0 未満)
70 以上(歳) 600(1.5) (8.0 未満) 600(1.5) (7.0 未満)
妊婦
授乳婦

※mg/日、カッコ内は食塩相当量(g/日)

カリウムの食事摂取基準

性 別 男 性 女 性
年齢等 目安量 目標量 目安量 目標量
0~5(月) 400 400
6~11(月) 400 400
1~2(歳) 400 400
3~5(歳) 400 400
6~7(歳) 400 400
8~9(歳) 400 400
10~11(歳) 400 400
12~14(歳) 400 400
15~17(歳) 400 400
18~29(歳) 400 400
30~49(歳) 400 400
50~69(歳) 400 400
70 以上(歳) 400 400
妊婦 2,000
授乳婦 2,200

※mg/日

カルシウムの食事摂取基準

性 別 男 性 女 性
年齢等 推定平均
必要量
推奨量 目安量 耐容
上限量
推定平均
必要量
推奨量 目安量 耐容
上限量
0~5(月) 200 200
6~11(月) 250 250
1~2(歳) 350 450 350 400
3~5(歳) 500 600 450 550
6~7(歳) 500 600 450 550
8~9(歳) 550 650 600 750
10~11(歳) 600 700 600 750
12~14(歳) 850 1,000 700 800
15~17(歳) 650 800 550 650
18~29(歳) 650 800 2,500 550 650 2,500
30~49(歳) 550 650 2,500 550 650 2,500
50~69(歳) 600 700 2,500 550 650 2,500
70 以上(歳) 600 700 2,500 500 650 2,500
妊婦
授乳婦

※mg/日

マグネシウムの食事摂取基準

性 別 男 性 女 性
年齢等 推定平均
必要量
推奨量 目安量 耐容
上限量
推定平均
必要量
推奨量 目安量 耐容
上限量
0~5(月) 20 20
6~11(月) 60 60
1~2(歳) 60 70 60 70
3~5(歳) 80 100 80 100
6~7(歳) 110 130 110 130
8~9(歳) 140 170 140 160
10~11(歳) 180 210 180 220
12~14(歳) 250 290 240 290
15~17(歳) 300 360 260 310
18~29(歳) 280 340 230 270
30~49(歳) 310 370 240 290
50~69(歳) 290 350 240 290
70 以上(歳) 270 320 220 270
妊婦(付加量) +30 +40
授乳婦(付加量)

※mg/日 ※通常の食品以外からの摂取量の耐容上限量は成人の場合 350 mg/日、小児では 5 mg/kg 体重 /日と する。それ以外の通常の食品からの摂取の場合、耐容上限量は設定しない。

リンの食事摂取基準

性 別 男 性 女 性
年齢等 目安量 耐容
上限量
目安量 耐容
上限量
0~5(月) 120 120
6~11(月) 260 260
1~2(歳) 500 500
3~5(歳) 800 600
6~7(歳) 900 900
8~9(歳) 1,000 900
10~11(歳) 1,100 1,000
12~14(歳) 1,200 1,100
15~17(歳) 1,200 900
18~29(歳) 1,000 3,000 800 3,000
30~49(歳) 1,000 3,000 800 3,000
50~69(歳) 1,000 3,000 800 3,000
70 以上(歳) 1,000 3,000 800 3,000
妊婦 800
授乳婦 800

※mg/日

鉄の食事摂取基準

性 別 男 性 女 性
年齢等 推定平均
必要量
推奨量 目安量 耐容
上限量
月経なし 月経あり 目安量 耐容
上限量
推定平均
必要量
推奨量 推定平均
必要量
推奨量
0~5(月) 0.5 0.5
6~11(月) 3.5 5.0 3.5 4.5
1~2(歳) 3.0 4.5 25 3.0 4.5 20
3~5(歳) 4.0 5.5 25 3.5 5.0 25
6~7(歳) 4.5 6.5 30 4.5 6.5 30
8~9(歳) 6.0 8.0 35 6.0 8.5 35
10~11(歳) 7.0 10.0 35 7.0 10.0 10.0 14.0 35
12~14(歳) 8.5 11.5 50 7.0 10.0 10.0 14.0 50
15~17(歳) 8.0 9.5 50 5.5 7.0 8.5 10.5 40
18~29(歳) 6.0 7.0 50 5.0 6.0 8.5 10.5 40
30~49(歳) 6.5 7.5 55 5.5 6.5 9.0 10.5 40
50~69(歳) 6.0 7.5 50 5.5 6.5 9.0 10.5 40
70 以上(歳) 6.0 7.0 50 5.0 6.0 40
妊婦(負荷量)
初期
中期・後期
+2.0
+12.5
+2.5
+15.0




授乳婦(負荷量) +2.0 +2.5

※mg/日、カッコ内は食塩相当量(g/日) ※過多月経(月経出血量が 80 mL/回以上)の人を除外して策定

亜鉛の食事摂取基準

性 別 男 性 女 性
年齢等 推定平均
必要量
推奨量 目安量 耐容
上限量
推定平均
必要量
推奨量 目安量 耐容
上限量
0~5(月) 2 2
6~11(月) 3 3
1~2(歳) 3 3 3 3
3~5(歳) 3 4 3 4
6~7(歳) 4 5 4 5
8~9(歳) 5 6 5 5
10~11(歳) 6 7 6 7
12~14(歳) 8 9 7 8
15~17(歳) 9 10 6 8
18~29(歳) 8 10 40 6 8 35
30~49(歳) 8 10 45 6 8 35
50~69(歳) 8 10 45 6 8 35
70 以上(歳) 8 9 40 6 7 35
妊婦(付加量) +1 +2
授乳婦(付加量) +3 +3

※mg/日

銅の食事摂取基準

性 別 男 性 女 性
年齢等 推定平均
必要量
推奨量 目安量 耐容
上限量
推定平均
必要量
推奨量 目安量 耐容
上限量
0~5(月) 0.3 0.3
6~11(月) 0.3 0.3
1~2(歳) 0.2 0.3 0.2 0.3
3~5(歳) 0.3 0.4 0.3 0.4
6~7(歳) 0.4 0.5 0.4 0.5
8~9(歳) 0.4 0.6 0.4 0.5
10~11(歳) 0.5 0.7 0.5 0.7
12~14(歳) 0.7 0.8 0.6 0.8
15~17(歳) 0.8 1.0 0.6 0.8
18~29(歳) 0.7 0.9 10 0.6 0.8 10
30~49(歳) 0.7 1.0 10 0.6 0.8 10
50~69(歳) 0.7 0.9 10 0.6 0.8 10
70 以上(歳) 0.7 0.9 10 0.6 0.7 10
妊婦(付加量) +0.1 +0.1
授乳婦(付加量) +0.5 +0.5

※mg/日

マンガンの食事摂取基準

性 別 男 性 女 性
年齢等 目安量 耐容
上限量
目安量 耐容
上限量
0~5(月) 0.01 0.01
6~11(月) 0.5 0.5
1~2(歳) 1.5 1.5
3~5(歳) 1.5 1.5
6~7(歳) 2.0 2.0
8~9(歳) 2.5 2.5
10~11(歳) 3.0 3.0
12~14(歳) 4.0 4.0
15~17(歳) 4.5 3.5
18~29(歳) 4.0 11 3.5 11
30~49(歳) 4.0 11 3.5 11
50~69(歳) 4.0 11 3.5 11
70 以上(歳) 4.0 11 3.5 11
妊婦 3.5
授乳婦 3.5

※mg/日

ヨウ素の食事摂取基準

性 別 男 性 女 性
年齢等 推定平均
必要量
推奨量 目安量 耐容
上限量
推定平均
必要量
推奨量 目安量 耐容
上限量
0~5(月) 100 250 100 250
6~11(月) 130 250 130 250
1~2(歳) 35 50 250 35 50 250
3~5(歳) 45 60 350 45 60 350
6~7(歳) 55 75 500 55 75 500
8~9(歳) 65 90 500 65 90 500
10~11(歳) 80 110 500 80 110 500
12~14(歳) 100 140 1,200 100 140 1,200
15~17(歳) 100 140 2,000 100 140 2,000
18~29(歳) 95 130 130 95 130 3,000
30~49(歳) 95 130 130 95 130 3,000
50~69(歳) 95 130 130 95 130 3,000
70 以上(歳) 95 130 130 95 130 3,000
妊婦(付加量) +75 +110
授乳婦(付加量) +100 +140

※μg/日 ※妊婦の耐容上限量は、2,000μg/日とする

セレンの食事摂取基準

性 別 男 性 女 性
年齢等 推定平均
必要量
推奨量 目安量 耐容
上限量
推定平均
必要量
推奨量 目安量 耐容
上限量
0~5(月) 15 15
6~11(月) 15 15
1~2(歳) 10 10 80 10 10 70
3~5(歳) 10 15 110 10 10 110
6~7(歳) 15 15 150 15 15 150
8~9(歳) 15 20 190 15 20 180
10~11(歳) 20 25 240 20 25 240
12~14(歳) 25 30 330 25 30 320
15~17(歳) 30 35 400 20 25 350
18~29(歳) 25 30 420 20 25 330
30~49(歳) 25 30 460 20 25 350
50~69(歳) 25 30 440 20 25 350
70 以上(歳) 25 30 400 20 25 330
妊婦(付加量) +5 +5
授乳婦(付加量) +15 +20

※μg/日

マンガンの食事摂取基準

性 別 男 性 女 性
年齢等 目安量 目安量
0~5(月) 0.8 0.8
6~11(月) 1.0 1.0
1~2(歳)
3~5(歳)
6~7(歳)
8~9(歳)
10~11(歳)
12~14(歳)
15~17(歳)
18~29(歳) 10 10
30~49(歳) 10 10
50~69(歳) 10 10
70 以上(歳) 10 10
妊婦 10
授乳婦 10

※μg/日

モリブデンの食事摂取基準

性 別 男 性 女 性
年齢等 推定平均
必要量
推奨量 目安量 耐容
上限量
推定平均
必要量
推奨量 目安量 耐容
上限量
0~5(月) 2 2
6~11(月) 10 10
1~2(歳)
3~5(歳)
6~7(歳)
8~9(歳)
10~11(歳)
12~14(歳)
15~17(歳)
18~29(歳) 20 25 550 20 25 330
30~49(歳) 25 30 460 20 25 350
50~69(歳) 25 30 440 20 25 350
70 以上(歳) 25 30 400 20 25 330
妊婦(付加量) +5 +5
授乳婦(付加量) +15 +20

※μg/日

髪の毛に深く関わるミネラル「亜鉛」

ミネラルには様々な種類が存在し、そのすべてが生命の維持や生体の成長に関わっているといえます。

中でも不足することで髪の毛の成長に大きく影響を与えるとされているミネラルが「亜鉛」です。体内の亜鉛が欠乏すると、亜鉛欠乏症の症状として脱毛が起こる場合があります。

薄毛の原因はミネラル不足だけではありません

ミネラルは体の健康を維持する上で非常に大切な栄養素であり、不足することで抜け毛が助長されるミネラルも存在します。しかし、薄毛の原因がすべてミネラル不足とは限りません。

成人男性の薄毛の大半がAGA(男性型脱毛症)です。AGAは男性ホルモンが起因して起こる脱毛症であり、AGAは進行性の脱毛症ですが治療によって改善が可能です。

現在の医学で最も推奨されているAGAに対する治療法は、内服薬と外用薬による投薬治療です。AGAの治療は、AGA・薄毛治療専門のクリニックなどで受けることができます。薄毛や抜け毛が気になりはじめたら、まずはAGA治療専門のクリニックなどで医師に相談してみるとよいでしょう。

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