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【医師コメントつき】寝癖が薄毛を招く? 寝癖の原因と薄毛との関係性とは

生活ケア

起床時の枕元を見て、抜け毛が多く驚いたことはありませんか? 抜け毛が多いと「薄毛になってしまうのでは」と不安になりますよね。また、その抜け毛や薄毛が寝癖のせいではないかとお考えの方もいるかもしれません。

実は寝癖がついてしまう原因と毛髪・頭皮環境には密接な関係があるため、それが抜け毛や薄毛のお悩みにつながっている可能性もあります。今回のAGAタイムスでは、寝癖と抜け毛・薄毛の関係性、寝癖がついてしまう原因、また薄毛への対処法などについて説明していきます。

寝癖がつく原因とは?

そもそも、寝癖はなぜつくのでしょうか。寝癖と薄毛の関係性を知るためには、まず寝癖がつく原因を知っておくことが大切です。

髪の毛の主成分であるケラチンタンパクは、多数のアミノ酸がつながったポリペプチドからできています。ポリペプチドは「水素結合」「イオン結合」「シスチン結合」「ペプチド結合」という4つの結合によってつながっており、これらの結合が関与して髪の毛の形が作られます。

このうちの「水素結合」は、髪の毛が水に濡れると切断され、乾くと結合するという特徴を持ちます。寝癖がつく原因には水素結合が影響しており、就寝時に髪の毛の水分が残っている状態で就寝することで寝ている間に乱れた髪型のまま乾燥、つまり結合し、寝癖がついてしまうのです。

そのため、寝癖を防ぐためには就寝前にしっかり髪の毛を乾燥させたほうがよいでしょう。

寝癖と抜け毛・薄毛の関係性

結論からいうと、寝癖が原因となり抜け毛や薄毛が招かれることはありません。寝癖が原因というよりも、寝癖がついてしまうような悪習慣が毛髪の状態や頭皮環境の悪化、ひいては抜け毛や薄毛の要因になっているといえます。

髪の毛や頭皮に水分が残った状態のまま寝てしまうと、頭皮に雑菌の繁殖を招き、炎症や湿疹を引き起こすリスクが上がります。また、髪の毛のキューティクルを傷つける可能性もあり、切れ毛などの原因になることも考えられます。これらの毛髪・頭皮環境の悪化が健やかな育毛を阻害し、抜け毛や薄毛を引き起こす可能性があるのです。

また、以前は寝癖がつきやすかったのに最近つかなくなってきた、逆に以前は寝癖がつきづらかったのに最近は寝癖がつくようになったなど、以前との髪質の変化を感じる場合は軟毛化している可能性が考えられます。男性の場合、髪の毛の軟毛化が生じる原因は「男性型脱毛症(AGA)」を発症している可能性があります。AGAは進行性の脱毛症であることから、なるべく早く薄毛治療専門クリニックに相談しましょう。

【起床時の抜け毛が多いのは大丈夫?】

起床時の枕元をみて、抜け毛が多いと誰しも心配になるものです。しかし、人の髪の毛には「ヘアサイクル」と呼ばれるものがあり、正常な頭皮環境である場合でも1日に100本ほどの髪の毛が抜け落ちています。

ヘアサイクルとは髪が生まれてから成長して抜け落ちるまでの周期のことを指し、「成長期→退行期→休止期」の順番で移り変わっていきます。成長期で伸びた髪の毛は、休止期を迎えると抜け落ち、再び成長期に戻ると新しい髪の毛が生えてきます。

ヘアサイクルは約2〜6年ほどの周期で繰り返され、ほとんどの期間が成長期にあります。また、ヘアサイクルは毛根一つひとつで異なるため、どこかの毛根で休止期を迎え髪の毛が抜け落ちたとしても、新しく生える髪の毛もあります。これにより、頭皮には一定の本数の髪の毛が保たれているのです。

ここまでの説明から分かるように、ある程度の抜け毛は心配する必要はありません。しかし、大量の抜け毛が見られるようであればAGAやその他の脱毛症を引き起こしている可能性も考えられます。少しでも心配な方は、皮膚科や薄毛治療専門クリニックに一度相談することをおすすめします。

枕に数本の抜け毛が付着している程度であれば、それほど心配する必要はありません。しかし、シャンプーをしている時と同程度の抜け毛が見られる場合は注意が必要です。

シャンプー時は頭皮をこすることで物理的刺激が生じるため、休止期や退行期の髪の毛が脱落しやすくなっています。しかし、就寝時はそれほど物理的刺激が生じることはありません。物理的刺激が乏しいにも関わらず抜け毛が増えているようであれば、生理的な脱毛ではなく病的な脱毛の可能性が高まると考えられるでしょう。また、無意識のうちに自分で抜毛してしまうトリコチロマニアという疾患もあります。

寝癖直しの朝シャンは要注意

寝癖直しを兼ねて、朝シャンが日課になっている方は少なくないでしょう。清潔感を保てるため一見すると頭皮に良さそうな朝シャンですが、1日のうちに何度もシャンプーをすると頭皮に必要な皮脂まで洗い流されてしまう可能性があります。

頭皮の皮脂が不足すると、それを補おうと過剰に皮脂が分泌されるようになります。これにより、頭皮環境の悪化を招く恐れがあり、脂漏性皮膚炎という病気や薄毛へ繋がる場合もあります。また健康な頭皮では、適度に分泌された皮脂が紫外線や乾燥などの外的刺激から頭皮を守っています。しかし、シャンプーしてからすぐに外出すると頭皮の皮脂が不足しているために外的刺激によるダメージを受けやすくなります。こうしたことが原因で生じる頭皮へのダメージは、健やかな育毛を阻害し、抜け毛や薄毛を引き起こす可能性もあるのです。

そのため、寝癖をなおす際はシャンプーを使用せず、髪の毛を水や寝癖直し用のスタイリング剤で少し濡らしてから、ブラシで形を整えつつドライヤーで乾かす方法がおすすめです。また、どうしても朝シャンが必要な場合は、「湯シャン」に繰り替えるなど工夫が必要です。

頭皮環境を見直し、寝癖や薄毛を防ぐ

頭皮環境を見直すことは、寝癖予防につながると同時に抜け毛・薄毛予防へも繋がります。就寝前に髪の毛を十分に乾燥させること、過剰なシャンプーを避けることを意識しましょう。

頭皮環境が改善されても、寝癖や抜け毛の悩みが解決しない場合はAGAを発症している可能性があります。AGAは進行性の疾患なので早期治療が改善のカギとなります。AGAヘアクリニックでは、患者さま一人ひとりのお悩みに沿った治療方針を提案しております。カウンセリングや診察料は無料なので「話を聞くだけ」というご利用も可能です。抜け毛や薄毛にお悩みの方は、ぜひ一度当院までご相談にいらしてください。